JUULの偽物について その2

October 27, 2018
JUULの偽物について その2
公開日  更新日  

以前、JUUL Pod偽物について書かせていただきましたが、今回はデバイスのほうも偽物と思われる報告をユーザの方からいただきましたので、注意喚起も含めて共有させていただきます。写真撮影にご協力にいただいたJUUL USER様、ご協力ありがとうございました!

それでは見ていきましょう。

デバイスの比較

 デバイスポイント1)今回は偽物に「Limited Edition(=限定版)」とシールが貼ってありますが、デバイスのLimited Editionは過去にネイビー、ゴールド、シルバー、そしてターコイズの4色です。明らかに黒っぽい色での限定版は弊社が知る限り過去にありません。その時点でブッブーですね。

 

デバイスポイント2)裏面は特に怪しいところがないですね。現行は法規制の関係で「Warning」とありますが、本物も数か月前のモデルの際はこの記載がなかったので、当時の写真はないですが、一見怪しいところはありません。

デバイスポイント3)色を比較すると、本物はグラファイト的な色味ですが、偽物はブラックに近いですね。でも正直、横に並べて比較しないとわからないですね。ちなみに偽物に書いてあるシリアル番号をチェックしたところ、過去に存在している実際のシリアル番号でした。

あえて書いちゃいますがH4X6P2UFとあります。もし、お手元のデバイスがこれと同じであれば100%偽物でしょう。このシリアル番号は個体別にユニークであるはずです。

デバイスポイント4)横からみただけでは特に変なところはないですね。

デバイスポイント5)この写真では見えずらいですが、偽物はLED近くに白い汚れがありますが、こちらが購入当初からあったようです。また、開封時に金属のカスが大量にあったようです。

さらには、LED部分が偽物は「出っ張っている」とのことです。本物はご存知のとおり、完全に平坦ですものね。

デバイスポイント6)充電端子は最新版と同じですね。実は過去のJUULモデルはこちらの端子が小さい〇が4つ並んでいるものでしたが、あまりにも小さすぎて接触不良が多かったようで、現状のように大きくなりました。その意味ではこの偽物業者は最新モデルの金型にあわせているようです。

 

チャージャーの比較

チャージャーポイント1)チャージャーは出来がかなり悪いようで、写真でもわかりますが、偽物はバリがかなりあるようです

チャージャーポイント2)これは分かりやすいですが、USB端子が偽物は白ですが、本物は黒ですね。とはいえ、これはサプライヤーによって今後は変わる可能性があるので、これだけで判断するのはちょっと難しいかもしれません。

JUUL podの比較

Podポイント1)これは偽物だけの写真ですが、パット見では正直、分かりませんね。。。

Podポイント2)裏面もよくできてますね。わかりません。若干「Warning」のところの余白が左右均等になっていないような気がしますが、写真のせいかもしれません。

ただ、JUULのブリスターの裏には決定的な違いがあります。

本物は、パッケージごとにこのようなQRコード的な何かが印刷されています。これがいつから本物にもあったかわかりませんが、いま店長の手元のにはあるので、一つの目安として使えるかと思います。

Podポイント3)投稿者様から言われたのは、偽物は「取り出しが大変」ということです。どうやらビニールの質が悪くて、取り出す際に伸びてしまい、すぐに取り出せないようです。

Podポイント4)Pod自体を並べると、違いが判らないですね。。

Podポイント5)でもやっぱりここは差がでますね、金属端子。見てもらえるとわかりますが、偽物は金属端子の精度が低いです

アアップで見てみるとわかりやすいですね。本物も完ぺきではないですが(笑)、比較すると歪みがひどいのが分かります。これは以前の投稿のときも同じでしたね。

Podポイント6)Podの端子は笑っちゃうぐらい粗悪ですね。偽物は折り曲げている端子が適当なので、かなりでっぱっています。

Podポイント7)これはもうコメントができないぐらいひどいですね。偽物は刺した状態ででっぱっています。場合によっては差し込むのも大変なときもあるようです。このようなミクロン単位での精度の誤差が違いなんでしょうね。

 

味や使い勝手の比較

こちらは店長が使ったわけではないので、あくまでも伝聞ですが、「味は差がわからなかった」とのことです。

また、偽物だけ使っていたら、そういうバリや、差し込みが大変なのは「そういうものなのかな」と思っていたそうです。今回弊社で本物を買って、初めて違いに気づいたとのこと。

まあ、ニコチン吸っている時点で健康かどうかは議論の余地ありますが、いずれにせよ、偽物はどのような人が作っているか不明なので、極力弊社をはじめとした本物を販売しているお店をご利用いただければと思います。ではそれはどこなのでしょうか?

 

どこで買ったのか

皆さんが一番興味があるのかが、今回の商品はどこで買ったかだと思います。こちらは、どうやら世界最大級のコマースサイトの日本マーケットプレイスから買われたとのことです。

そもそもニコチン入りの商品を、国内販売している時点で厚生労働省的にはアウトなはずなのですが、まだそこまで追い付いていないんでしょうね。法律的な観点では、日本で液体ニコチン入りの商品は個人輸入でしか手に入れることはできません。

おそらくこの業者は、中国のこれまた世界最大級の卸サイトから輸入し、売っているのではないかと思います。この件に関しては別の記事で書こうと思いますが、JUUL自体が正式販売しているのはアメリカと一部のヨーロッパの国だけです。つまりアジアから直接仕入れている時点、さらには販売会社が日本やアジアにある時点でほぼアウトだと思います。なぜなら日本の法人だけでは、正式な流通経路から仕入れができないからです

ですので、安いからといって、そちらにとびつかないことを強くおすすめします。この記事が皆様の参考になれば幸いです。

JUULに限らず、偽物にはご注意を! 

 

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